グルーヴとは

グルーヴが良いというのはどのようなことを音楽的には意味しているのでしょうか?乗りの良い演奏と言うことになるのですが、どのように演奏すればいいのかと言うことは難しい問題です。ノリの良い音楽を奏でることができれば多くの人達と音楽を楽しむことができるようになるので非常に魅力的であると考えられます。

グルーヴの正体

グルーヴの正体はうねりです。うねりを意図的に出すにはリズムキープが必要になります。一定のリズムで音楽を奏でるテクニックをまずは身に付けなくてはなりませんが、それを達成した後に意図的にリズムを崩すことをすれば、うねりが生まれてきます。

自然な感じを大事にすること

意図的にリズムを崩そうとすると上手く演奏できなくなってしまうこともあります。自然にリズムを崩せるようになることが必要ですので、段々とうねり生み出せるようにすればいいのではないでしょうか?最初からうねりを出す練習をすることは避けたほうが無難です。本来の音楽性が損なわれてしまうことも起きてしまいます。バンドでうねりを出すには、リズム隊のドラムとベースの呼吸が合うことが求められます。その為にメンバーが一人変わるだけで、うねりの感じが全く変わってくることになります。

アレンジによるうねり

アレンジによってうねりを出すことも可能です。ゴーストノートと言われている、音にならない程度のミュート音やアタック音を演奏の中に挿入すると、うねりを含んだ味のある音楽を生み出せるようになります。ゴーストノートはほとんどは譜面には書かれていないことが多いので、自分の好きな音楽家の演奏をよく聞いて研究することが必要になります。

シンコペーションとシャフルビート

シンコペーションとシャッフルビートと呼ばれる方法によってうねりを出すこともできます。シンコペーションはある一定の間隔で敢えてリズムを乱す演奏方法です。シャッフルビートとは「スウィングする」演奏法で、うねりを創出してくれます。

まとめ

グルーヴはノリの良い音楽を生み出す方法で、音楽の中にうねりを生み出すことを可能にしてくれます。うねりを生み出す方法にはいろいろなものがありますが、意識的ではなく自然にそれをできるようにすることが肝要です。自然にうねりを出すことができるようになったら、アレンジによってうねりを出すことも練習してみてもいいでしょう。多くの人と音楽を一緒に楽しむことができるようになることは楽しいことなので、お勧めです。