楽器練習のモチベーションアップに!ボブ・ディランの名言 5選
「楽器を始めたはいいけどなかなか上達できず、最初のころの熱意が冷めてきた」
そんな方にボブ・ディランの名言を紹介します。
ボブ・ディランはアメリカ・ミネソタ州出身のミュージシャン。世界を代表するフォークソングシンガーです。代表曲には「風に吹かれて」「時代は変る」「ミスター・タンブリン・マン」「ライク・ア・ローリング・ストーン」などがあります。
「世代の代弁者」ともいわれるボブ・ディランの歌詞は今世界中で起きている戦争や差別といった出来事を本質的に捉えており、今もなお多くの人の心に影響を与え続けています。
1988年からスタートした『ネヴァー・エンディング・ツアー』は「小ホール」「少人数」をテーマにした現在進行形のライブツアーです。2021年5月には80歳になるボブ・ディランのこのバイタリティと熱意はまさにレジェンドと言えます。
70年近く音楽を続けてきたレジェンドの言葉を聞けば、きっとあなたの悩みや下がっていたモチベーションも上がることでしょう。
ボブ・ディランの名言をご紹介
「すべての美しいものの陰には、何らかの痛みがある。」
Behind every beautiful thing there’s been some kind of pain.
「ブーイングは素敵だ。逆に、やさしさが人を殺す場合がある。」
The booing is nice. Conversely, the gentleness sometimes kills a person.
「どんなレッテルを貼られてもかまわない。歌うためなら。」
You may put every kind of label. To sing.Miles Davis has been booed.
ボブ・ディランの名言には上記のような「批判」や「ブーイング」に関するものが見られます。これはボブ・ディランのような今では伝説級のアーティストでも、批判的な意見を言われていた時期が多かれ少なかれあったということでしょう。
「ブーイング」や「批判」は聞いてしまうと辛いです。しかし、それらはあなたの音楽を聞いた上での評価と捉えることもできます。
ただ感情に任せて言い放っただけのようなものもあるかもしれませんが、中には「あなたに足りないもの」を的確に評価したものもきっとあります。
思い悩んで手を止めてしまう前に、あなたの音楽を誰かに聞いてもらってはいかがでしょうか。
その評価をただの「批判」ととるか「助言」ととるかはあなた次第です。
他にもある!ボブ・ディランの名言
あなたの心に従ってゆきなさい。そうすれば最後にはきっとうまくいく。
Boy, go and follow your heart. And you’ll be fine at the end of the line.
先に挙げたような手厳しい言葉以外にもこのような優しいアドバイスもボブ・ディランは残しています。
評価されることの大切さとは矛盾しているようですが、自分のやりたいようにやることも大切ともボブ・ディランは考えています。
周囲からの評価だけを聞いていては、きっとそのうち楽器の練習は楽しいものではなくなってしまうでしょう。
物事を継続・上達させる最大かつシンプルな方法は「楽しむこと」です。楽しければ時間を忘れて打ち込むことができます。継続さえできれば上達もします。
楽器練習、楽しめていますか?
泳ぎ出したほうがいいよ。そうしないと石のように沈んでしまう。
It’s better to begin to swim. When I won’t do that, I sink like a stone.
楽器を手に取り、楽器の練習を始めた時点であなたは「泳ぎ出しています」し、もう「沈んで」はいません。
ある意味「何かを始める」ということは一番難しいことかもしれません。
人間は変化を嫌う生き物ですから、実は「何かを始める」ということはとてもエネルギーのいることなんです。
しかし、あなたは「泳ぎ始め」ました。
泳いでいるうちは沈むことはありませんし、泳いでいるうちにどこかにたどり着くこともできるかもしれません。
仮に途中で泳ぐのをやめたとしても、「泳いだ」という経験や事実は残ります。
それは既にあなたの人生の財産だといえるでしょう。
まとめ
ボブ・ディランの名言を5つ厳選しました。
楽器の練習を続けて上達させることは難しいです。
しかし、ボブ・ディランもそういった時期を経験し、80歳になった今でも音楽を続けています。
音楽にはそれだけの可能性があります!
楽器の練習を止めたくなった時、ボブ・ディランの言葉を思い出してみてください。