音楽スタジオでの個人練習は恥ずかしいと感じる人へのアドバイス

楽器を始めたばかりの初心者の中には、音楽スタジオで練習することを恥ずかしいと感じる人がいるようです。恥ずかしいと感じるのは「演奏が上手じゃないから、聞かれるのが恥ずかしい」「一人で行くのが何となく恥ずかしい」という思いが多いと考えられます。そこで今回は恥ずかしいと感じてしまう初心者の方へ、アドバイスを送ります。

1.何のために音楽スタジオに来ているかを考える

音楽スタジオというのは楽器の練習をする場所です。つまり初心者こそ音楽スタジオに来るべきなのです。誰だって最初は初心者で、最初から上手に演奏できる人などいません。繰り返し練習することで上達するのです。誰も初心者の演奏を馬鹿にすることなどありません。むしろ誰も気にかけていなかったりするものです。だから「下手だから」などと気にすることはありません。しっかり練習に集中すれば良いのです。

また音楽スタジオには個人練習をするために来る人や、バンドの練習で来る人たちなど、さまざまな形態の人たちがやってきます。それこそ経歴や実力も違いますし、年齢や性別も本当にさまざまです。ですから一人で来ようが大勢で来ようが、スタジオのスタッフもスタジオに練習に来る人も気に留めません。逆に恥ずかしがっておどおどしていると悪目立ちしてしまいます。どんと構えていれば良いのです。ただし知ったかぶりはいけません。音楽スタジオ利用にあたって、わからないことがあればきちんとスタッフに聞いてください。

2.ルールさえ守れば恥ずかしいことなどない

音楽スタジオに行くこと自体は恥ずかしくないということはわかりました。それでも実は恥ずかしくなるようなことがあるのです。それは音楽スタジオのルールを守らない、守れないことです。

スタジオごとに禁止事項、注意事項などは必ずあります。初めてスタジオに行くとなると知らないことも多いと思いますので、まずはスタジオのスタッフの話をよく聞いておいてください。基本的なルールはどこのスタジオでもほぼ共通しています。内容としては「音量が大きすぎないよう注意する」「機材を壊さないようにする」「スタジオ内での飲食禁止」などです。全てにおいて難しいことなどありませんので、決められたことは守るようにしましょう。ルールを守らないで他人に迷惑をかけることこそ、一番恥ずかしいことです。

3.まとめ

楽器を始めたばかりですと、何においてもとにかく自信がなく「恥ずかしい」という気持ちになってしまうのでしょう。しかし恥ずかしい気持ちはプロの演奏家でも通ってきた部分なのです。音楽スタジオでは恥ずかしい気持ちを乗り越えた人たちが大勢います。初心者を笑うようなことはしません。むしろほとんど気にしません。ですから恥ずかしがる必要など全くないのです。堂々と音楽スタジオに行き、精一杯練習をして演奏の腕を上げてください。自信をつけることで恥ずかしさも消えます。ただし音楽スタジオでのルールを守らないことはとても恥ずかしいことなので気を付けましょう。