効果的なレンタルスタジオの活用方法

レンタルスタジオに入ると多くの場合まずは個人練習になってしまいます。しかしながら、全体練習をしないと意味がありませんので、例えば入室後15分経過したら全体練習を開始するというルールを決めておいても良いかもしれません。

音量の調節

スタジオ内でメンバーが勝手に音を出してしまうとたちまち音の洪水になってしまいます。それを避けるために、ボーカルの方が困らない程度の音量に調整することが必要になります。従って、メンバー全員がボーカルの声を常に聴くことができるかを確認しながら音量を調整することが必要になります。個人練習の間は、思う存分音を出すことは基本的にOKです。

器具のセットアップ

マイクや、ミキサー・アンプ・エフェクターなどの設定を練習開始前に終わらせておかなくてはなりません。最初は戸惑うかもしれませんが、セットアップの方法は備え付けられていますので、それを見ながら対処すれば、問題ありません。どうしてもわからない場合には、受付の担当者に問い合わせて見ることもできます。器具などを破損してしまった場合には、正直に担当者に申し出るようにすることが肝要です。故意ではない場合には全額の弁償にはなりませんが、悪質な場合には全額弁償になることもあります。また、会員登録を抹消されてしまうこともありえます。

練習完了後のポイント

練習が終わったら元の状態に回復することが求められます。次に使う人の事を考えながら後始末をしなくてはなりません。

練習後の反省会の必要性

練習が終了したら、メンバー全員で反省会を開くようにするといいでしょう。どのような点が練習によって克服されたか、一方で練習によって克服できなかった点は何かをハッキリとさせることが必要です。話し合いの結果をもとに次の練習メニューをそれぞれで確認し合うようにすることが肝要です。

まとめ

効果的に練習をするには、全体練習の時間をしっかりと取らなくてはなりません。大きな音を出して思い切り練習をしたいと誰もが思うかもしれませんが、ボーカルの音量に合わせた音作りが求められます。練習後はあとから使う人の事を考えながら後片付けをしなくてはなりません。メンバー間の絆を深める意味も込めて、練習後は反省会をしなくてはなりません。話し合いのなかで、メンバーが克服すべきポイントを洗い出して、次回の練習メニューを決めていくことになります。